〜本紹介〜【残像に口紅を】

 
今日のテーマは『おすすめの本紹介です』
今回は以前の記事で軽くご紹介した、残像に口紅をについて書いていこうと思います。
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※できるだけネタバレの無いように書いていく努力はします(笑)
 
〜あらすじ〜
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。
 
読んでみた感想
同じ意味の言葉でもどう表現するかが重要とされる小説で、音を減らしていくという斬新な小説で、とても新感覚でした。
多少音が減っても、言葉を言い換えたような違和感はなく、あたかも作者が本来表現したかった言葉かのように自然に表現されていて、作者の語彙力と表現力の高さに度肝を抜かれました。
終わりが近づくにつれて、限られてた音を駆使して表現された文章をみるととても面白く、作者の苦労が伺えました。
 
これ以上書くとネタバレになってしまいそうなのでここら辺で締めさせていただきます!(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!